所持関連グッズ

グッズ

 実のところ、関連グッズはそれほど多く所持してはいない。ときメモ関連のゲームは全部買ったわけじゃないし、『月刊ときめきメモリアル』にいたっては一枚も持ってない。なので濃いメモラー(死語)諸兄から見れば、「ファンとしてなっとらん!」とお叱りの声をもらいそうなのだが、まぁそこはご容赦いただきたい。このページでは持っているグッズ、関連CDの説明などをしていく。

ときメモ本編のゲーム

 僕が所持しているのはPCエンジン版、SS版、SFC版、PSP版、そしてアーカイブス版の5つ。PS版もかつては持っていたのだが、何かのときに売ってしまっている。そういうことがあってPSベスト版のベタ移植であるPSP版を買った。アーカイブスが出た今となっては、無用とも言えるものかもしれんが、まぁいいや。

パワーメモリー

 ちなみにSS版は通販で予約してスペシャル版を買った。なぜ予約してまで買ったのかというと、スペシャル版ではときメモ仕様のセガサターン用パワーメモリーがオマケで付いてきたためだ(パラッパラッパーのシールが貼ってあるけど、意味はありません)。このSS版というのは他機種のときメモに比べて特殊で、自分から告白できるという特別なエンディングが用意されている。当然振られることもあるのだが、そのときの台詞も面白い。今はなかなか手に入らないかもしれないけど、興味がある人はぜひ遊んでみてほしい。
 なおこのパワーメモリーには現在、『スーパーロボット大戦F』と『F完結編』、そして『真・女神転生デビルサマナー』のデータが今でも入っている。どういうわけかサターンのパワーメモリーは接触反応が悪く、正常に使いこなすには熟練を必要とするが、大容量であるのは嬉しい限り。

放課後のすゝめ

ときめきの放課後

 僕がこの『ときめきの放課後(以下放課後)』を買ったのは、発売から随分と時間が経ってからのことなのだが、まずこのゲームは本当に面白い。キャラクターグラフィックはすべて描き直されているから新鮮だし、当然声も新規収録、フリートークも完備。難易度もなかなか歯ごたえがあって、簡単にはクリアできない。何より、キャラクターの髪型が変わるアナザーエンディングが見応えありと、まるで初めてときメモを遊んだときのように熱中した。

 ゲームの内容としては、まず女の子誰かひとりとペアを組む。そして一緒にクイズを解いていくことでときめき度が上昇するというもので、本編同様、月日が進む中でさまざまなイベントが起こっていく(文化祭や期末試験など、大抵のものはある)。極端な話、クイズを解くだけのゲームなので、テンポはかなりいい。短時間でサクッとクリアできてしまう。

 だが先述したとおり、このゲームの難易度は決して低くない。出題されるクイズのジャンルは文学、科学、社会、芸能、スポーツ、音楽など多岐に渡り、自分の得意分野以外ではかなり苦戦することは間違いないだろう。しかしこのゲームの素晴らしいところは、答えが分からないときは、ペアを組んだ女の子に助けを求めることができるというところだ。
 例えば科学のクイズに挑戦していて、どうしても答えが分からないときに紐緒結奈閣下に頭を下げると、閣下が颯爽と答えを導き出してくれる。まぁ女の子にも得手・不得手があるので、必ずしも正解するとは限らないのだが、間違えたときの表情やいい訳をニヤニヤと眺めるというのも、このゲームの楽しさのひとつだったりする。

 出てくるキャラクターは変わりがないものの、内容はとても良く作りこまれているので、未プレイの人にはまずオススメしたい一品。ちなみにこのゲームは全員クリアした。PS版の本編ですら面倒くさくて全員クリアなんてしなかったのに(笑)。
 残念なところは、メモリーカードのセーブ・ロードが長いことと、本編に比べて紐緒結奈閣下の声がかなり低いこと。初めてプレイしたとき、「こんな声だったっけ!?」と、ビックリした覚えがある。

ドラマCD関連

ドラマCD

 ドラマCDに関しては、写真にもあるように、4枚しかもっていない。初期の三部作と、『もっと!ときめきメモリアル』の紐緒結奈閣下がフィーチャーされている回のみだ。まぁ正直なところ、ドラマCDはロクに聴いていない。特にもっと!の方に関しては、「これ、本当に紐緒結奈か?」という違和感を感じるので、好きではない。本編とはかけ離れた人物像で描かれているという印象しか残っていないので、1回聴いたきりだ。またドラマCDのオリジナルキャラクターも余計な存在のようにしか思えず、僕としては全体的に良い印象がない。

 ただ主役の高見公人を演じた小野坂昌也氏の存在感だけは別格で、この人のしゃべりだけは聴き応えがある。ドラマ自体より、ドラマが終わったあとのキャスト紹介の部分の方が妙に面白いという、ある意味おかしなCD。声優さんの普段のしゃべり・人となりが垣間見えるので、それ目的で集めるのもいいかもしれないと一時期は思ったが、結局面倒でやめてしまった。

ボーカル・ベスト・コレクション

 ドラマCDに収録されたキャラクターのイメージソングを集めたもので、実のところドラマCDを持っていれば無用の長物だと思うのだが、そうでない人(例えば僕がそう)にとっては、結構ありがたい一品。現在持っているのは2・4・6の偶数番のみ。すさまじく中途半端だなぁ。昔は1も持っていたのだが、何かの折に売ってしまったのか、見当たらなかった。

 しかしこのCD、聴けば聴くほどというか、ナンバーが進むにしたがい、駄作が多く収録されているような気がする。マンネリ感というかどうでもいいや感というか、きっと長く続きすぎてスタッフも疲れていたんだろうなぁという疲労感と哀愁のみが漂うCDになっている。またCDジャケットのイラストもかなり酷く、もっとまともなアニメーターに依頼できなかったのかと、一目見ただけで頭を抱えたくなるようなデキのイラストが多いのも特徴だ。例えば下の写真を見てほしい。

ボーカル・ベスト・コレクション

 なんつーかもう、小倉雅史氏の絵に似せようという気力をまったく感じない絵であることは明白だろう。なんかおかしいだろ、全体的に。こんな感じの絵が延々と続いていたのだから救えない。現代ではこんな情けない絵を表に出しても信者を釣れないだろうが、それでも当時は、惰性で買ってしまったという人も少なからずいたんだろうなぁと予感する。このCDの絵を見るたびに、「せめて絵ぐらいはまともにしてくれ!」と、心の奥底から叫びたい衝動に駆られる。

 ちなみに僕の好きなときメモソングのベスト3を挙げておくと、『手のひらの革命』『忘れないでネ』『ハートのスタートライン(ときめきオールスターズver)』になる。見事なまでにくまのきよみ作品しかない。逆にさゆ鈴担当の曲は合わないのばかりだったなという印象が強い。

その他CD

 ボーカル・ベスト・コレクションとは別に発売されたときメモ関連のCDでは、川口雅代さんの『masshy@love.net』と、『ときめきメモリアル The 10th Anniversary Love Me Please』を持っている。『masshy〜』の方はボーカル・ベスト・コレクションに収録されている曲も多いのだが、「夏少女」という曲が思いのほか良かったので、これはこれでいい。
 10周年アニバーサリーの方は、買ったはいいものの、まともに聴いていない。ジャケットのイラストは小倉雅史氏担当とはいえ、なんだかやっつけ感を感じるもので、昔に比べて劣化しているというか、微妙に色んなところがおかしい絵なのが残念。また川口雅代さんがおしゃべりピアスにしか出演していない(=歌がない)というのも残念。う〜む、一曲ぐらいどうにかならなかったのかなぁ。元ファミ通編集者でファミ通誌上でときメモのページを担当していたMIDIはらふじが脚本を書いているということにはビックリしたけど、それ以外、特に何もなかったCD。

関連書籍

イラスト集

 持っている関連書籍はCDより更に少なく、NTT出版から発売されたSS版の攻略本と、イラスト集のみ。このイラスト集はゲーム中に見ることのできるイベントシーンの原画も数多く掲載されており、なかなか面白い。特に原画だとパンチラなのにゲームでは修正されているなどの違いを知ることができるのがいい。ボツ原画が収録されている点も○。レア本というほどでもないらしく、今でもブックオフでたまに見かける。興味のある人はぜひ探してみてほしい。

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