59：愛という名のエゴ

【ストーリー】
　ルナツーへと向かうロンド＝ベル隊に、アマンダラが接触してきた。アマンダラによればギワザの部隊がポセイダルとは別行動を取っており、そこにはクワサンが囚われているという。クワサンの名を聞いたダバはひとり出撃し、クワサンの救出を試みるが…。

出撃ユニット

エルガイムmkII（ダバ）、エルガイム（アム）。

イベント

• サージェ・オーパスを撃墜するとゲスト＝ポセイダル軍撤退。
• 2EP：Aにガイラム（フラット）出現。
• フラットはアムで説得できる。またアムとフラットの戦闘後、ダバがフラットを説得できるようになる。ただし事前にアムがフラットを説得していた場合は、ダバがフラットを説得できるようになることはない。
• 3EP：Bにロンド＝ベル隊登場、戦艦＋15機出撃。同時にゲームオーバーの条件が「戦艦の撃墜」に変更。ロンド＝ベル隊登場後、オーグバリューがマップ上にいる場合、CとDに敵増援出現。
• 敵全滅後もしくは6EP、Eにバッフクラン出現。
• コスモとハルルが戦闘になるとDVEが発生する。
• 7EP：ドッパとキヤヤのロッグ・マックが両機ともマップ上にいる場合、両者は集中を毎ターン使うようになる。

解説

　クワサンの情報を聞かされたダバが、単独で出撃してしまうシナリオマップ。まず直前のインターミッションで、エルガイムmkIIの改造をしっかりおこない、エルガイムにはアーマー系の強化パーツを装備させるなどして、万全の準備を整えておこう。このシナリオマップが厄介なところは、いきなりガイラムが出現してこちらに突っ込んでくるのもさることながら、なぜか3PPではなく3EPにロンド＝ベル隊が登場するところで、味方機が出撃したあと敵の攻撃がすぐに始まってしまうところが非常に危ない。運悪く弱いユニットが敵の方向に出てしまったりすると、ガイラムや敵増援に狙われることもあるため、そういう状況に陥ってしまった場合は運が悪かったと思って諦めるしかない。

▲フラットの説得はできればやっておこう。その方がゲーム的には盛り上がる。

　バッシュやアトールなど、A級とはいえそれほど手ごわくないヘビーメタルが多いため、エルガイムmkIIがフル改造か、あるいはそれに近い状態であれば、ゲームスタート直後に敵の中に突っ込んでいっても、余裕で戦えるだろう。しかしオーグバリューが後方に控えていることや、敵増援のことを考えると、とりあえず一旦後退し、ロンド＝ベル登場位置あたりで待機した方がいい。
　まずは近づいてくるフラットのガイラムからどうにかしなくてはならない。2回行動でしかも射程が長いので、十分な距離を保って引き寄せる。そしてアムで説得したあと、すぐに撃墜しよう。状況次第ではダバでも説得できるが、ダバによる説得はこのさい無視してもいい。アムによる説得を済ませてしまえば、のちのちフラットのイベントは起こる。

　ガイラム、そしてC・Dの敵増援と戦っているうちに、サージェ・オーパスの周辺にいるバッシュやオーグバリューらが近づいてきているはずだ。6EPにバッフクランが出現することを考えると、なるべく早くゲスト＝ポセイダル軍を始末しておきたいところだが、ここは敵の数の多さをイデゲージのチャージに利用すれば、バッフクラン出現と同時にイデオンガンを発射、一気に壊滅させるということもできる。

▲バッフクランは数が多く、チマチマ戦っていては時間がかかるばかり。こういうときこそイデオンガンで一気に葬ろう。ゲージを上げるときは暗礁空域で防御し続けるだけだ。非常に簡単。

　まずイデオンを上の画像左の、暗礁空域に向かわせる。ここは敵と味方の「仕切り」みたいなもので、敵の足止めをするには都合がよく、固まって移動してきた敵はここで移動を制限されてしまう。そこへイデオンを配置すれば、敵はイデオンを集中攻撃してくれるというわけだ。目的地はここになるが、まずは味方のマップ兵器を3〜5発ほどイデオンに撃ち込み、それからイデオンを加速を使って移動させる。敵の集中砲火を浴びる前に、気合も2回使っておいた方がいいだろう。そのまま5EPと6EPを耐えきれば、イデオンガンが撃てるようになる。

▲コスモとハルルが戦闘に入ると、こういう会話イベントも起きる。このイベント、コスモに音声がついていないのが残念だ。

　バッフクランをあらかた倒したら、あとは暗礁空域でマゴついているヘビーメタルを片付けるだけ。直線にも並びやすいので、バスターランチャーの餌食にもしやすく、マップ兵器で美味しくいただける。注意点としては、サージェ・オーパスを撃墜してしまうと、敵が撤退してしまうこと。サージェ・オーパスは最後に倒そう。

敵ユニット