53:恐怖と恐慌の狭間で

【ストーリー】
 シュウによれば、ゲストの基地は火星にあるという。ゲストとの戦いに決着をつけるべく、ロンド=ベル隊はヱクセリヲンで火星へと向かう。一方ゲスト三将軍のひとりであるロフは、この戦いに大義を見いだせず、本当にこのまま地球人と戦い続けるべきなのか、悩み、苦しんでいた。

恐怖と恐慌の狭間で

出撃ユニット

ヱクセリヲン+18機出撃。

イベント

解説

 ついにゲストとの戦いも大詰め。このシナリオマップは、エンディングの分岐条件がある重要なマップだ。まず最初にロフ、セティ、ゼブの通称ゲスト三将軍との戦いになるが、ここでの行動とメキボスへの返答が次のマップとエンディングに大きく影響するのでよく考えて行動してほしい。

 このマップでの敵ユニットはほとんどが2回行動可能だが、ここまできたロンド=ベル隊にとっては、それ自体はたいした問題ではないだろう。やろうと思えば3〜4ターンぐらいで全滅させることだって可能なはずだ。もはやロンド=ベルはそれほどまでに強い。…強いのだが、力のみでこのマップをクリアしようとしてしまうと、ちょっと痛い目を見る、というギミックが隠されている。

 どういうことかというと、まず三将軍を倒したかどうかということが、シナリオの分岐に影響を与えている。結論を言うと一番ベストなのは三将軍を倒さないこと。そしてそのままグレイターキンIIの登場を待ち、メキボスとの会話の中で「しばらく待つ」を選べばいい。こうすることで次のマップでメキボスとゲスト三将軍がロンド=ベルに力を貸してくれるので、戦いはかなり楽になる。
 逆にゲスト三将軍をひとりでも倒してしまった場合、あるいはグレイターキンII登場前に敵を全滅させてしまった場合、メキボスはロンド=ベルに同行してくれるが、次のマップではゲスト三将軍が敵として登場するので、戦いは厳しいものになる。
メキボスの死
▲特使であるメキボスを殺害してしまった場合、ゲストとは和解できず、最悪の結果を迎える。三将軍はともかくとして、メキボスには同行してもらった方がいい。

 一番最悪のパターンが、ゲスト三将軍を倒さないままグレイターキンIIの登場を待ち、選択肢で「メキボスを倒してゲストを叩く」を選んでメキボスを殺害してしまうこと。これをやってしまうと次のマップで三将軍が敵に回るだけでなく、ゲストとのパイプ役がいなくなったことで戦争が終わらないという状況になってしまう。

 どんな行動を取るかは個人の自由だが、少なくともメキボスを殺す選択だけはしない方がいいだろう。いくら大きな力を持っているからといっても、それをいたずらに振り回しているようでは、結局はこれまでロンド=ベルが倒してきた連中とかわりはないのだ。

敵ユニット

配置 ユニット・数 HP パイロット 経験値 獲得資金 強化パーツ
ゼイドラム 52000 LV57  ロフ(W) 400 18000
ビュードリファー 50000 LV57  セティ(W) 400 19000
オーグバリュー 52000 LV57  ゼブ(W) 400 16000
ゼラニオ×2 30000 LV55  ゲスト親衛隊兵(W) 280 16000
ゲイオス=グルード 29000 LV55  ゲスト突撃兵 255 14000
レストレイル×8 13600 LV54  ゲスト親衛隊兵(W) 180 4800
カレイツェド×6 12000 LV54  ゲスト親衛隊兵(W) 180 4000
A グレイターキンII 52000 LV57  メキボス(W) 400 20000