全世界を混乱の渦に巻き込んだ「DC戦争(第2次スーパーロボット大戦)」から半年、ようやく平和を取り戻した世界に、また新たな危機が訪れようとしていた……。
総帥ビアン=ゾルダークの死によって崩壊したかに見えたDCが、ザビ家という新たな指導者を得て、以前の力を取り戻し、各地で破壊活動を開始したのである。
この事態に至って世界各国はようやく統一の必要性を感じ、ここに国連に代わる新たな国際機関「地球連邦」が樹立された。
「DC戦争」の英雄たちは、連邦の外部部隊「ロンド=ベル」として治安維持の任務についたが、彼らは、その力を恐れた軍の上層部や政治家たちの監視下に置かれ、満足な装備も与えられないまま、旧式の装備や慢性的な補給不足に悩まされていた。
そして、このような不安定な情勢の中、月の軌道上では、新たな事態が動き出そうとしていた……。