機種による違い

 御存知の通り、初代ときめきメモリアルは実にさまざまな機種に移植されている。このサイトではPS版を基準としているが、それ以外のときメモで遊びながらこのサイトを見るという人もいるだろう。そこで、知っている限りの他機種情報をここに書いておくので、参考にしてほしい。もし他に情報があれば、ぜひBBSまでご一報を!

PCE版

 まずはオリジナルというべきPCE版だが、第1〜7版まであり、それぞれに発生するバグが違う(?)らしい。ちなみに管理者の持っているのは「HRKM70701-2FAAT」という、第2版だった。またPCE版はゲームの発売日の都合上当然なのだが、94年からゲームがスタートする。
 他の違いとしては、体育祭の競技がハードルリレー、綱引き、二人三脚、騎馬戦の4種。騎馬戦では裏技で詩織が体操着を脱がされる…みたいな裏技があったと思うけど、詳細は忘れた。電脳部のミニゲームでは『ツインビーりたーんず』と『フォースギア』というゲームを遊ぶことができる。元々ときメモの開発スタッフはシューティングゲームを作っていたというだけあり、『フォースギア』はカッコいいゲームに仕上がっている。
 ちなみにバッドエンディングの『女々しい野郎どもの詩』には音声がついていなかった…ハズ。

PS版

 PCE版と違い、オープニングアニメがセル画によるフルアニメーションに変更された。また各キャラクターにイベントが追加されたほか、クリスマスパーティーや体育祭での新規グラフィックの追加もある。音声はPCE版+新規録音で、クリア後のフリートークは新規。
 ちなみにPSの初回版は、片桐さんの水泳の授業をサボるイベントがバグで発生しないとのこと(PSベスト版では修正)。確かに当時の雑誌を読み直してみると、このイベントのグラフィックだけが掲載されてなかったりするので、編集者もさぞ困っただろうなぁ。

PSP_UMD版

 基本的にPSベスト版のベタ移植。しかしゲーム開始時に画面のフレーム選択をしたり、セーブ・ロードとシステムのコマンドアイコンがPSP仕様に変更されているなどの細かな違いはある。ちなみにアーカイブス版とのセーブデータ共有はできない。データ管理画面では新規イラストとデータアイコンが表示される仕組みになっている(下の画像参照)。
 PSベスト版のベタ移植であるため、当然ながらフリートークなど音声関係もPS版と同じ。PSPのワイド画面には非対応。

UMD版

PSP_アーカイブス版

 PSNで600円で販売されている(中身はPSベスト版)。データサイズは479MBで、PSPのスクリーンショット機能に対応。メモステにダウンロードして遊ぶタイプであるため、ゲーム中のアクセスタイムはほぼ皆無。UMDのと違ってシャーシャーうるさくないし、快適に遊びたいならコレ。ちなみにPSP、PS3どちらでもプレイ可能。凄い時代になったもんです。
 欠点はデータのセーブとロードに若干の時間がかかるところ。エミュレーターだから仕方ないのか、ここだけは時間がかかる。

セガサターン版

 こんなことを書いてしまうと賛否両論ありそうだけど、ある意味初代ときメモの完成形(?)かもしれない。大きな目玉は「自分から告白できる」という選択が追加されたこと。ただし告白相手の女の子があまりにもときめき度が高い場合、結局通常の「女の子からの告白」になってしまう。なので、「自分からの告白」でエンディングを迎えたい場合は、あらかじめときめき度の調整をしておくといいかも。また、この自分から告白した場合の女の子の反応パターンは、各女の子に数種類用意されている。他の変更点は以下の通り。

SFC版

 一応持っているんだけど、1回クリアしたっきり遊んでいない。容量の都合だろうか、電脳部が削除され、吹奏楽部が軽音楽部に名称変更。また修学旅行は中国とオーストラリアのどちらかになった。体育祭では玉入れが種目に追加。なお、ゲームは96年からスタート、99年3月卒業になる。

Win95版

 PS版をベースにしているらしい。画質や音質もよくなっているのだとか。フリートークはPS版と同じかな?

GBC版

 オープニングアニメがGBとは思えないほど気合が入っている。容量の都合上、分割されていたと思うが、持っていないので詳しいことは分からない。なんでもGBC版だけの新キャラもいるらしい。