スーパーロボット大戦Fは1周の長さが全33話(もしくは全34話)。Fで育てたパイロットと改造したユニット、手に入れた強化パーツ、そして蓄えた資金は、完結編へそのまま引き継がせることができる。Fのうちは強力なユニットがそれほど出てこないから、完結編で手に入る強力なユニットの改造を考えて、ある程度Fのうちから資金を蓄えておきたいと考える人も多いかと思う。しかしまったく改造せずにFを終わらせるというのも不可能ではないが面倒なことで、Fで手に入るユニットにどこまで資金を投入するか――は、プレイヤーにとって悩ましい問題だろう。
上の画像は、主人公をリアルタイプにしてでの、F最終話クリア後のインターミッションの画面だ。総ターン数は312とちょっと多くなってしまったかなという気はするが、資金については、100万以上蓄えることができた。ちなみに、全滅プレイは一度もおこなっていない。以下に、このデータではどういった改造をして強化パーツをどのぐらい入手したかを書いておくので、参考にしてほしい(強化パーツは消費アイテム扱いのものは除く)。
強化パーツに関しては低確率で入手できるものはほとんど得られず、残念な結果になってしまったが、いちいちやり直すのも面倒なのでそのまま進めた。リアル系ルート最大のポイントは、ファティマを2個手に入れるチャンスがあるところで、これはFから引き継がずに完結編のみ遊ぶ場合にはない特典だ。また3個手に入れた高性能レーダーは、Ζガンダム、カルバリーテンプル、ダンクーガにそれぞれ装備させた。やはり高性能レーダーは何かと便利だ。
改造に関しては、「完結編でもしょっちゅう使うことになるだろう」というユニットに重点を置きつつ、スーパーロボット系ユニットはボス戦を考えての改造、リアル系ユニットはザコ戦を考えての改造を施した。しかしこの改造方針は過去にゲームを何回かクリアしているからというのもあるので、初心者の人がこういう改造方針でプレイしたら、やや厳しいかもしれない。
一番改造に資金をかけたのはビルバインで、その合計金額は32万1000に及ぶ。他のユニットに使った改造費用も合わせれば結構な額になるとは思うのだが、それでも最終的には100万以上残せたのだから十分だろう。
ちなみにFのデータを引き継がず、完結編からゲームを始めた場合、最初に与えられる資金は100万だ。それを考えると、これだけの改造ができてなおかつ100万以上資金を持ち越せることができるというのは、大きな意味があると言える。言い方を変えればFから遊べばこれだけ改造したって100万以上残るということ。ただその分、時間と手間がかかるわけで、どちらを取るかはプレイヤー次第だ。
いずれにせよ改造すべきポイントをしっかりと見定めてピンポイントで改造をおこなっていけば、結構な金額を持ち越すことができるはずだ。ハッキリ言って全滅プレイをする必要性はまったくない。Fのうちからできるだけ多くの資金を蓄えておき、完結編で強力なユニットが手に入ったらすぐ改造できるようにしておこう。