パイロットの精神コマンド一覧と特殊技能の括弧内の数値は習得レベルを意味する。また精神ポイントや格闘攻撃力などはレベル1のもの(黒字)と、レベル30のもの(赤字)を併記しておいた。これは普通にゲームをプレイしているとF終了時のレベルは大抵30前後になるためで、そのパイロットを最後まで使うとなるとどのくらい強くなるのかを容易に把握できる形にした。またFではレベル制限が設けられており、レベルが40以上に上がらない仕組みになっている。したがって、完結編にならないとすべての精神コマンドを習得できないというパイロットもいる。
なおニュータイプや強化人間の特殊技能を持つパイロットについては、技能によるボーナスを含んだ数値を記載している。
SS版のスパロボFでは、Fの段階で2回行動できるようになるパイロットが完結編に移行すると設定が変更されて2回行動できなくなるというケースがあった(ダバなど)。PS版Fでも大部分のパイロットの反応の数値が見直されていて、SS版Fから2回行動可能なレベルが変更されている。
ダバをはじめ、大部分のパイロットの反応の数値は同じPS版でもFと完結編では設定が違う。例えば上の画像のように、レベル39のダバはSS版Fでは200、PS版Fでは197だが、これがPS版完結編ともなると195になってしまう。このようにPS版でもFと完結編では2回行動のレベルが違っていて、実はPS版Fにおいては、ダバはレベル45で2回行動が可能である(Fではレベルキャップが設けられているので、実質2回行動できないのだが)。つまりダバひとりをとってみても、以下のような違いがあるわけだ。
なぜこのような設定の見直しがPS版Fになされているのか理由はわからないが、結局のところデータを完結編に引き継いだ場合、ステータスは完結編の設定に強制変更されてしまうことから、当サイトでは2回行動のレベルを完結編仕様のものに統一しておくことにした。
一見同じに見えて精神ポイントや反応の値にSS版とPS版とでは違いが見られるので注意してほしい。またニュータイプ技能や聖戦士技能のボーナス数値についても、「特殊技能」のページでSS版とPS版を比較調査しているのでぜひご一読を。
マジンガーZのパイロットである兜甲児は、レベル52で覚醒を覚えるということになっている。しかしそれは完結編での話で、本来Fではレベル52になると夢を覚える(SS版、PS版共に)。前述したようにFではレベルキャップが設けられているので普通は見ることができない状態だ。もしFが完結編に分割されることがなければ、この夢を使った面白い運用ができたかもしれない。