ゲーム開始時、まずはこのゲームの主人公(=プレイヤーの分身)を作成する。決める項目は名前(愛称含む)、誕生日、血液型、ロボットタイプ、顔グラフィック、性格の6つ。一度決定してゲームを開始すると、二度と変えることができないので、ふざけたものにせず、ちゃんとしたものにすること。もしどうしても名前が決められないというのであれば、ゲーム上であらかじめ決められたデフォルト設定をそのまま変更せず使ってもいいだろう。
ちなみに、スパロボFでは「誕生日と血液型の組み合わせによって習得できる精神コマンドが変化する」というシステムはない。よってこの誕生日と血液型は特に気にすることなく好き入力してしまって構わないが、SS版では完結編で少しだけお遊びの要素が用意されている。自分の誕生日にゲームを起動すると、エヴァンゲリオンのキャラクターたちが、誕生日を祝ってくれるイベント(TV版エヴァンゲリオンのパロディ)が挿入されるのだ。これはセガサターン本体に備わっている時計機能を利用したもので、PS版では見ることができない。
主人公作成時、ロボットタイプとして「リアルロボット系」か「スーパーロボット系」のどちらかを選ぶことになる。これはゲームのシナリオ分岐に関わるほか、主人公のステータス、搭乗する機体の性能、完結編での主人公専用機など、さまざまな事柄に深く関係する。大雑把に説明すれば、「リアルロボット系」はガンダムに登場するパイロットに近い能力値を持ち、機体性能もまたそれに近い。運動性が高く命中と回避に優れ、遠距離攻撃を得意とする。逆に「スーパーロボット系」はマジンガーZやゲッターロボといった作品のパイロットに近い能力値を持ち、機体性能もそれに近い。HPや装甲が高めで、一撃の破壊力が大きい白兵戦用の武器を持つ。
主人公はどちらのタイプであっても能力的にはかなり優遇されていて、強い。ゲーム攻略の要となるのでしっかり育てていこう。なお主人公のロボットタイプは副主人公(恋人)にも影響を及ぼし、副主人公は主人公と同じロボットタイプとなる(SS版Fではここにバグがある。詳しくは「機種による違い」を参照)。またリアルロボット系を選んだ場合は、主人公と副主人公はモビルスーツに乗り換えることが可能だ。
ストーリーも終盤に入ってくる辺り、具体的にはシナリオ36「目覚めよ超獣機神」もしくはシナリオ37「合体!!超獣機神ダンクーガ」のシナリオ冒頭で、「恋人はいるのか?」という質問が投げかけられる。ここで「いる」と答えれば副主人公のデータ作成に入り、「いない」と答えればもう永遠に副主人公が登場することはない。
この副主人公の作成画面では、名前(愛称含む)と顔グラフィックを決めることができる。ロボットタイプは前述したとおり主人公と同じだし、誕生日の設定はない。性格についてはシナリオ中の台詞に関わるため、決められたパターンから変更することができない仕組みになっている。
この性格というのがかなり重要で、性格によって声を当てる声優に違いが出るほか、どの性格の主人公とどの性格の副主人公がカップルになるのかが決定されているのだ。自分好みの主人公をキッチリと決めたい!という人は、以下の表を見てじっくりと考えてみてほしい。なお顔グラフィックについては、左が湖川友謙デザイン、右が河野さち子デザインだ。河野さち子デザインの顔グラフィックを選んだ場合、台詞によって表情が変化する。
性格 | ♂ | ♀ |
まじめでやさしい熱血漢 | レナンジェス=スターロード![]() ![]() (CV:難波圭一) |
パトリシア=ハックマン![]() ![]() (CV:林原めぐみ) |
理論家だけど異性好き | イルムガルド=カザハラ![]() ![]() (CV:堀内賢雄) |
グレース=ウリジン![]() ![]() (CV:宮村優子) |
ちょっと変な性格 | ヘクトール=マディソン![]() ![]() (CV:石野竜三) |
ミーナ=ライクリング![]() ![]() (CV:日高のり子) |
クールでニヒル | アーウィン=ドースティン![]() ![]() (CV:関俊彦) |
リン=マオ![]() ![]() (CV:緒方恵美) |
■カップルの組み合わせ