精霊には系統と位という分類があり、3身合体に精霊を使うときは、この要素によって法則が変化する。精霊には火・水・風・地という4系統があり、それぞれ上位と下位で分類されている(下の表を参照)。この系統の概念が、精霊を使う3身合体に微妙に作用する仕組みになっている。
系統 | 上位 | 下位 |
火 | サラマンダー | フレイミーズ |
水 | ウンディーネ | アクアンズ |
風 | シルフ | エアロス |
地 | ノーム | アーシーズ |
3身合体に精霊を1体含む場合は、まず悪魔Aと悪魔Bの2身合体結果を求める(=悪魔X)。求められた悪魔Xをランクアップさせ、悪魔Yを求める。最後に悪魔Yと精霊の合体結果を求めれば、最終的な合体結果となる。ポイントは精霊と合体する前にランクアップしている点で、精霊の効果とあわせれば一気に2ランク、3ランクアップさせることも可能である。
【EX】デモノイドフランキー+妖鬼イヒカ+精霊アーシーズ=地霊ティターン
かなり極端な例だが、精霊を使った3身合体を使えば、このように低レベルの悪魔から一気に最高ランクの悪魔を造ることも可能である。フランキーとイヒカを合体させると、通常は地霊ドヴェルガーとなるが、法則の恩恵でランクアップし地霊ツチグモとなる。さらに地霊はアーシーズで2ランクアップするので、ツチグモはティターンになる、というわけだ。
合体させる2体の精霊が同じ系統である場合、それぞれの精霊でランクアップされる数値を合計し、さらに1ランクアップするという合体になる。例えば天使にシルフとエアロスを合体させた場合、天使はシルフで2ランクアップ、エアロスで1ランクアップするので、合計値は+3。さらに法則の恩恵で1ランクアップするので、最終的には4ランクアップするという結果になる。
このランク計算はマイナス効果も重なるので、仮に魔神にウンディーネとアクアンズを合体させた場合、精霊ランクアップは−2された上で、法則恩恵で1ランクアップするという仕組みになる。やや分かりづらいので、下の例題でしっかり確認してみてほしい。
【EX-1】天使エンジェル+精霊シルフ+精霊エアロス=天使ヴァーチャー
【EX-2】魔神ホルス+精霊ウンディーネ+精霊アクアンズ=魔神トール
説明した通りの合体をしてみた。ちなみにEX-1でドミニオンを使うと合体不可能になる(種族最高ランクのため)。ホルスは精霊のランクダウン合計が-2であるため魔神インドラまでランクダウンしたあと、法則の恩恵で1ランクアップし、トールになる。これは全く意味がない、精霊の無駄使い合体だが、一応念のため。
異なる系統の精霊を2体含む3身合体をおこなった場合、まず精霊を2身合体(精霊同士合体)し悪魔Xを求め、求められた悪魔Xを1ランクアップさせる(=悪魔Y)。最後に悪魔Yと悪魔Aを合体させれば、最終的な合体結果が出る。なお精霊同士を合体させた時点での悪魔Xが最高ランクであった場合は、ランクアップは発生しない。精霊同士の2身合体については、「精霊同士合体」のページを参照のこと。
【EX】状況:主人公のレベルが80
天津神アマテラス+精霊サラマンダー+精霊ウンディーネ=魔神アルダー
主人公のレベルがすでに十分に上がっていて、全ての悪魔を造れる状態である場合の合体。まずサラマンダーとウンディーネを精霊同士合体させると、主人公のレベル以下の大天使を造ることができる。該当する悪魔は大天使メタトロン。メタトロンは大天使最高ランクであるため(正確には上位にサタンがいるが、制限により造れない)、ランクアップは発生しない。最後にアマテラスとメタトロンを合体させて、アルダーの完成となる。自分のレベルが大きく影響する合体なので、レベルが十分に上がっていれば役に立つだろう。