小澤新宿編

――新宿御苑――

みすぼらしい男:
よおそこのにいちゃん
何か恵んでくれよお
もう
何日も食べて無いんだよお
頼むよなあ

>男に金を渡しますか?

はい ワルオ:
金のむだだぜ
やめとけよ
いいえ ヨシオ:
かわいそうだから
すこしあげましょう

>フツオは
  少しお金を
  わたそうとした

みすぼらしい男:
なんだこりゃ!?
魔貨出せよ
魔貨じゃなけりゃ
なにも買えねえよ
こんちきしょう
新宿の小澤に
殺されちまえ
新宿も知らねえのかよ
ここから北に出て
西に行けばすぐだ
>フツオ達の
持っていた¥は
紙クズ同然に
なってしまった

みすぼらしい男:
けっ!
とっとと消えな!

――スタジオアルト――

ワルオ:
見ろよ
あのビル
まだ残ってるぜ!

>オーロラヴィジョンには
  1人のメシア教徒が
  うつっている

メシア教徒:
みなさん
神を信じるのです
地上の楽園千年王国が
みなさんを待っています
神への愛を
わすれなかった者が
千年王国へ
行けるのです

ワルオ:
くだらねえ!
時間のむだだ
行こうぜ

ヨシオ:
なにか
得られるかも知れません
聞いていきましょう

メシア教徒:
神を信じて生きて行く事が
私達のつとめなのです
今から30年前
世界は大破壊に
みまわれました

ヨシオ:
ききましたか!
あれから30年って

ワルオ:
ああたしかに!
ここは本当に
30年後の世界なのか?

メシア教徒:
30年前の大破壊は
神によってあたえられた
試練なのです
試練をたえしのび
神を信じつづけ生きてきた
みなさんの力によって
世界は回復のきざしを
見せています
神を信じる事が・・・
>説教は続いている

女の声:
きゃーっ!助けてーっ!!
>フツオは
  女の悲鳴を聞いた

ヨシオ:
フツオ君
どうしたんですか?

ワルオ:
悲鳴?
聞こえなかったぜ

女の声:
・・・助けて・・・
・・・助けて・・・

>フツオの
  心の中に女の声が響いた
>フツオの体から
  力が抜けて行った

――新宿地下街――

男:
六本木ってのは
よっぽど
住みやすいらしいな
新宿を出てった奴ぁ
誰も帰っちゃこねえ

女:
私の友達は
私設警官の連中に
何人も連れてかれたわ
連れてかれた人は
地下で
洗脳されてしまうらしいわ

メシア教徒:
新宿の西に立っている(*“建っている”の間違い)
都庁だった建物は
悪魔の巣となっています
頂上の2つの建物から
とても強い気配が
感じられます

子供:
せっかく
おいらが稼いだ金を
税金だって言って
根こそぎ持って行きやがって
小澤のバカヤロー!
おっと
私設警官はいねえよな?
今のが聞かれたら
捕まって洗脳されちまう

私設警官長官:
俺は
新宿の平和を守る
私設警官の長官だ
小澤様から
直々に任命されたのだ
私がいる限り
新宿は平和なのだよ

女:
小澤は
悪魔と契約を結んでいるの
だから新宿には
悪魔が入ってこないのよ

メシア教徒:
夜明けが近づいて来ました
試練の時は
終わろうとしています
私達の聖地
地上に降り立つ神の玉座
カテドラルが
出来上がるのです
カテドラルが出来上がれば
神のおさめる千年王国が
現実のものになるでしょう

メシア教徒:
ああ
渋谷のメシア様の下へ
早く行きたいのですが
私設警官が
恐ろしくて

ガイア教徒:
今や
恐怖と暴力が
支配する世界となった!
力こそ全てなのだ!
だが
神にはそんな力など無い!
その力を持つのは
唯一ルシファー様のみ!

ホステス:
いらっしゃい
お安くしとくよ

私設警官:
警官だあ!
怪しい奴
小澤様に逆らう奴は
逮捕するぜぇ!
逃げた奴は
その場で死刑だぁ!

老人:
何か用か?
おお
大破壊前に使われていた
¥を持ってるじゃないか
わしにゆずってくれ
ただとは言わん
なっ良いだろ?

はい 老人:
では魔貨をやろう
>フツオたちは
  老人から
  魔貨を少し手に入れた
いいえ 老人:
そうか・・・

老人:
これで
わしのコレクションが
増えたよ
もう
お前には用は無い
あっちいけ

男:
渋谷に
救世主の少女が
やって来たって話を
前に聞いたんだが
最近
噂を聞かなくなったのは
どうしたんだろう

男:
こうやって酒が飲めるのも
小澤様が
街をおさめてくれるおかげだ

バーテン:
いらっしゃい
あら
かわいいボウヤ達ね
>バーテンと話しますか?

はい バーテン:
「人の心に入れる」
とか言ってた
ヨッパライがいたんだけどね
このところ見かけないのよね
いいえ バーテン:
ありがとうございました
また来てちょうだいね

ホステス:
また来てね

ボーイ:
さあさあ
金さえ出せば
いくらでも呑めるよ

男:
噂によると
六本木は
昔通りに
にぎやからしい

私設警官:
小澤様の下で
働いている我々が
新宿の平和を
守っているのだ!
貴様ら
有り難く思うのが
当然だろう
酒を持って来い!

私設警官:
我々は
市民を守る警察さまだ!
感謝しろ!感謝を!

男:
小澤様の力で
悪魔はここで
人間を襲わないんだ
多少の事は
がまんしなくちゃ

バーテン:
いらっしゃい
>バーテンと話しますか?

はい バーテン:
ちくしょう・・・
私設警官の奴ら
タダで飲みやがって
でも
この街で
小澤にさからう奴は
いないな
いいえ バーテン:
じゃあな

ボーイ:
また来いよな

老人:
六本木や
渋谷へ逃げだしたものが
ずいぶんいるらしい
私設警官に見つかると
その場で撃たれるのにな

バーテン:
いらっしゃい
>バーテンと話しますか?

はい バーテン:
まあほそぼそと
やらせてもらってますよ
いいえ バーテン:
じゃまたな

女:
入場料をいただくよ

(*魔貨がたりない場合)
女:
金の無い奴はお断りだ

バーテン:
いらっしゃいませ
>バーテンと話しますか?

はい バーテン:
まあ
ゆっくり楽しんでいきな
ところで
六本木からかえってきた奴が
一人だけいたんだが
命からがら
逃げだしてきたらしくて
一言いうのがやっとだったよ
赤い奴は壷をこわがっている
・・・ってね
いったい何の事だ?
いいえ バーテン:
どーも

女:
新宿を支配してる
小澤様ってステキよね
やっぱり
男は強くなくてはね

男:
悪魔のはびこる
今の東京で生き残るには
悪魔と共存するしか無い
つまり
小澤様は正しい!

私設警官:
警察だあ!
怪しい奴
小澤様に逆らう奴は
逮捕するぜぇ!
逃げた奴は
その場で死刑だぁ!

女:
六本木には
もっと大きなディスコが
あるんだって
でも
小澤様のおさめてる
新宿が良いわ!
だって
悪魔にやられたくないもん

男:
うわさに
まどわされるんじゃないぞ
六本木には行くな
あそこは
ゾンビがあふれる
死人の街だ

男:
お前達
よそから来たらしいな
この街の支配者の
小澤を知っているか?
奴の悪どいやり方を
知っているか?
小澤は
悪魔と手を結んで
その力を利用して
街を支配している
街の奴らは
小澤のおかげで
悪魔に襲われない代わり
小澤の命令には
絶対逆らえない
もし逆らったら
小澤の私設警官に
連れて行かれて
無理矢理洗脳されてしまう
私設警官と言ったって
実は
奴の手下のチンピラどもだ
小澤をバックにやりたい放題
やばい!
私設警官だ!
じゃあな
命があったら
また会おうぜ

私設警官:
おいっ!
今の男と
何をしゃべってた!?

>誰もいない

女:
また来いよな

――旧レジスタンスアジト――

ウェンディゴ:
何の用だ?
命がおしけりゃ来るな!
それとも
小澤の奴の使いか?

はい 小澤が自分でこなけりゃ
ここを通すわけには
行かないな!
いいえ なら
俺様の気が変わらんうちに
帰れ!

邪鬼:ウェンディゴが
あらわれた!

男:
君達は誰だ?
俺は
小澤に使われる
あわれな男さ
小澤は
自分にしたがわぬ者を捕まえ
精神の中をいじって洗脳する
俺はその為の道具
サイコダイバーだ
人の心にはいりこむ力を
持ったばっかりに
来る日も来る日も
人の心の中に
無理矢理入り込み(*ここの“入り込む”は漢字)
そうでなけりゃ
この牢屋の中
だが
悪魔と
手を結んだ小澤には逆らえん
ああ俺はもういやだ
フフフ
つまらんグチを聞かせたな
・・・ん?
フツオ君
君の心はおかしくなっている
分身ともいえるパートナーが
ピンチになっているせいだ
早く
助けてあげたほうが良い

サイコダイバー:
君達が来るのは
すぐわかったよ
精神の動きを
感じたんだ
小澤の命令で
ここには
めったに人がこないんだ
フツオ君
君の心はおかしくなっている
分身ともいえるパートナーが
ピンチになっているせいだ
早く
助けてあげたほうが良い

――ヤクザビル――

私設警官:
小澤様のオフィスに
何か用か

中年の男:
君達は
若くていいね
私は
この街をおさめている
小澤と言うものだ
みんなが
安心して暮らせる事だけを
考えているのだよ

ワルオ:
お前は小澤・・・小澤だな!
俺の事を
忘れたとは言わせないぞ!

小澤:
さて何のことやら
私はいそがしいんだ
また今度にしてくれ

小澤:
おっと
脇見の壷を持っているな
そんな物を使ったら
私の武御名方様でさえ
封印されてしまう
その危ない物を
捨てて来たら
また会ってやろう
では失礼するよ

小澤:
この私に
何か用かね?

ワルオ:
小澤!
お前は昔から
変わっちゃいねえな
弱い者を
無理矢理おさえつけて
支配するやり方は
そのままだ!

小澤:
ふっ
ぬかしおって
私のやり方が
気に入らんと言うのか?
だが
私にしたがっていれば
悪魔に襲われずに
この荒れ果てた世界で
生きていけるんだぞ

ワルオ:
うるさい!
貴様だけは絶対ゆるさん!

小澤:
聞きわけの無い奴め・・・
武御名方様
このガキどもを
始末して下さい!

鬼神:武御名方が出た!
悪魔が突然襲いかかってきた

ヨシオ:
だめだ!
こいつには勝てない!
逃げましょう!

ワルオ:
くそっ!
ここまで来て・・・
>フツオ達は
  なんとか逃げのびた

通常 ワルオ:
小澤を倒すために
もっと力がほしい
そうだ!
悪魔の力だ!
俺の体に
悪魔の力をやどすんだ
重症 >フツオ達の
心の中に
ワルオの声が
ひびいた

ワルオ:
小澤を倒すために
もっと力がほしい
どんなことをしてでも
悪魔の力でもかまわない

ヨシオ:
なんてこと言うんです!
悪魔と合体したら
君はもはや
人間じゃ無くなるんですよ
そうまでして勝って
何になるんです

ワルオ:
ヨシオ!
お前にはわからねえだろうよ

――邪教の館――

ワルオ:
俺は・・・
もっと力がほしい!
悪魔の力でもかまわん!
小澤を倒すため・・・
いや・・・
この世界で戦って
生き残る為に
俺は・・・
悪魔と合体するぞ!

俺はついに力を手に入れた!
もう誰にもまけない!

(*上記のイベントは、仲魔が1体もいない場合は起きない)

小澤:
うるさい奴らめ
泳がせておけば
つけ上がりおって
そう言えば
昔お前達に良くにた
はねっかえりの若造どもが
いたな

ワルオ:
小澤!
今度は負けないぞ!

小澤:
どうしても
私に逆らうのだな?
サイコダイバーに
精神をいじらせて
私の奴隷にしてやる
武御名方様
こいつらを捕らえて下さい!

ワルオ:
今の俺なら
奴と戦えるぞ!

鬼神:武御名方が
あらわれた!

小澤
そ・そうだ
傷ついた者は
手当してやろう
少しは回復の魔法も
使えるんだ・・・
こ・これでどうだ
(*タケミナカタ戦で人間が重症の場合)

小澤:
な・なんて事だ
武御名方を
倒すとは・・・・・・
悪かった
い・命だけは助けてくれ
頼む!
>小澤を倒しますか?

はい ワルオ:
小澤にとどめをさすのは俺だ
良いな?
はい ワルオ:
小澤!死ね!
いいえ ワルオ:
こいつだけは
絶対に生かしておけない!
小澤にとどめをさすのは
俺だ!
いいえ ワルオ:
おい本気か?
こんな奴助けてやるのか?
はい ワルオ:
小澤にとどめをさすのは
俺だ!
いいえ ワルオ:
小澤!死ね!

>ワルオは
  小澤にとどめをさした

ワルオ:
やっと
小澤におとしまえをつけた
・・・
フツオ!
ヨシオ!
お前達みたいな
甘いやり方じゃ
この先
生きのびる事さえ
出来やしねえぜ!
俺は
合体で力をえた
もう
お前達と一緒にいる必要も
無くなった・・・
じゃあな
生きてたらまた会おうぜ
>ワルオは
  去って行った

私設警官:
オ・小澤様が倒されるなんて
俺は
どうすれば良いんだ

サイコダイバー:
君達が来るのは
すぐわかったよ
精神の動きを
感じたんだ
小澤の命令で
ここには
めったに人がこないんだ
ん?小澤を倒したのか!
という事は
外へ出ても平気だな!
ありがとう
やっと自由になれた

メシアに会ってない サイコダイバー:
酒が呑みたくて
しょうがなかったんだ
さあ
おもいっきり呑むぞー!
メシアと会った サイコダイバー:
フツオ
君の心に
満月のたびに
呼びかけてくる声が
あるだろう
声の主の心の中に
何者かが入りこんだらしい
そのせいで
君の心にも
影響が出ているんだ
・・・・・・・・・・・・
声の主は
渋谷にいる女の子だな
助けてくれた礼に
俺が何とかしてみよう
先に
渋谷へ行ってるぜ

>誰もいない

女:
私設警官の奴らなんか
みんなやっつけてやる!

子供:
そうか
もう小澤に
ビビらなくて良いんだ

>誰もいない
>手紙がある
>読んでみますか?

はい フツオへ
私設警官の長官は
小澤の力をバックに
警官どもを使い
悪事を働いてきた
こんな奴は
生かしておけない!
だから俺が始末した
    ワルオ
いいえ 外に出る

女:
小澤が死んだから
新宿にも悪魔が来るのね

老人:
小澤がいなくなったら
誰が
新宿を悪魔の手から
守るんだ?

男:
小澤がいなくなりゃ
私設警官は
ここに出入りなんか
出来ねえよ
今まで
好き勝手にしてくれたからな

女:
私あいつらに
ひどいめにあわされたのよ
今度会ったら
生かしちゃおかないわよ!

小澤様がいなけりゃ
誰が
この街をおさめるんだ?

バーテン:
小澤の奴が殺されたらしいな
今まで
好き勝手にしてたからな

老人:
六本木や
渋谷へ逃げだしても
悪魔のエサになるのが
オチじゃ

女:
えっ!?
小澤様って死んだの?

男:
小澤は
上手くやってたと思うが

女:
やっぱ
六本木行ってみよっかなー

男:
俺は
私設警官じゃ無いよ
た・ただのピープルさ

男:
小澤がいなくなっても
こうやって酒が飲める

サイコダイバー:
こうやって
酒が飲めるのも
君達のおかげだ

メシアに会ってない サイコダイバー:
もう
精神に入りこむ力は
使わない事にするよ
メシアと会った サイコダイバー:
フツオ君
君の心に
満月のたびに
呼びかけて来る声がある
声の主の心の中に
何者かが入りこんだらしい
・・・・・・・・・・・・
声の主は
渋谷にいる女の子だな
助けてくれた礼に
俺が何とかしてみよう
先に渋谷へ行ってるぜ

バーテン:
せっかく
今まで小澤様に
ワイロをわたしてたのに
パーになっちゃったわ

(*以下の台詞は街が復興すると新宿北東の老人から聞ける台詞)

老人:
おぬしが
フツオか?

老人:
渋谷の西の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
渋谷の東の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
銀座の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
日本橋の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
池袋の北の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
池袋の南の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい

老人:
秋葉原の街の長老が
おぬしをさがしていたぞ
行ってみるがよい