後藤の野望を阻止すべく、米軍を指揮する米大使トールマン。あなたはトールマンから、後藤が大魔王ルシファーをこの東京に呼び寄せようとしている計画を聞かされる。東京を悪魔から守るため、手を貸してほしいと頼まれるが――。
あなたがある答えを口にしたとき、トールマンの表情が変わった。同時に、辺りに激しい雷が乱れふる――。気が付けば、トールマンの姿はない。…いや、トールマンはいた。北欧の雷神・トールという、本来の姿となって。
お宝リスト
1. 運の香 | 2. 魔力の香 |
出現悪魔
1F
LV7 妖鳥ハーピー LV8 魔獣山揮 LV10 妖鬼アズミ LV12 妖精ドリアード LV12 魔獣カーシー LV12 地霊ファハン LV14 天使エンジェル |
LV14 夜魔キャク LV14 闘鬼スパルトイ LV18 堕天使フォルネウス LV8 邪鬼呑口 LV10 屍鬼ゾンビアーミー LV11 邪鬼オーク LV14 悪霊レムルース |
2F
LV10 妖鬼アズミ LV12 妖精ドリアード LV12 魔獣カーシー LV12 地霊ファハン |
LV14 天使エンジェル LV14 夜魔キャク LV14 闘鬼スパルトイ LV11 邪鬼オーク |
魔神トール
トールマンの頼みを断る、あるいは神への忠誠を誓わなかった場合、トールと戦闘になる。雷神というだけあり、電撃系魔法を得意とする。しかし神経弾を装備しているなら楽に勝てる。ノーダメージで倒すことも難しくない。ただトールはHPが高いため、なかなかしぶとく、長期戦になりがちだ。道中で闘鬼スパルトイを仲魔にしているなら、彼のタルカジャを重ねがけし、一気に畳みかけたい。
さてあなたが神への忠誠を誓おうと、あるいはそれをこばもうと、残念ながら、東京へのICBM直撃は避けられない事態となる。カウントダウンが始まっても、あなたには事の行く末を案じることぐらいしかできない。あなたが生きた199X年の東京は、ここで終わる。
考えてみれば、ここに至るまで、あなたにはみっつの選択肢があった。ひとつ目は後藤に従い千年王国の計画を阻止すること。ふたつ目はトールの頼みを聞き、後藤を倒し、神への忠誠を誓うこと。そしてみっつ目は、後藤とトール、どちらとも手を組まず、両成敗すること。
繰り返しになるが、結論としては、どの選択肢を取ろうとも、東京大破壊への道を避けることはできない。コンラート・アデナウアーの言葉を言い換えるなら、“歴史とは、回避できなかった事柄の集積である”、ということになるのかもしれない。
これからあなたは、少女の力で異世界へと旅立つことになる。金剛神界と言われる、現世であって現世でない世界が、あなたに用意された次なる舞台だ。しかしその世界に旅立つ前に、少し考えてみたい。なぜ少女はレジスタンスという立場を取っていたのだろうか?後藤も、トールマンも、少女にとってはどういう存在だったのであろうか?少しでも、彼女との会話を思い出してみよう。少女の取っていたスタンスに、ひとつのヒントが隠されているのだ。